インターネットを介した誹謗中傷と向き合うには

インターネット上で起きている顔の見えない誹謗中傷

インターネットを介した誹謗中傷と向き合うには 私がインターネットを使い始めたのは今から約15年ほど前。当時はちょうど各家庭にパソコンが普及し始める頃で、私も手探り状態でパソコンに向かっていました。何年かしてパソコンに慣れてきた頃、有名な某巨大掲示板のとあるスレッドで、自分の悪口を書かれているのを発見してしまいました。当時、私は音楽でバンドを組んでおり、ギターで活躍していました。毎週のように色んなイベントに参加してあちこちに顔を出していくうちにたくさんの知り合いが出来、友達も増えました。そんな時だったのでいったい誰がこんな事をネット上に書くのか、人間不信になりました。知っている顔が何人も脳裏に浮かび、ひょっとしてあの人じゃないか、どうしてだろう、と悩んでいるうちに人と会うのが嫌になって当時所属していたバンドからも脱退してしまいました。

掲示板に書かれていた自分の悪口は、どう考えても妬みや嫉みでしかなく、本当の事ではありませんでした。でも今なら冷静に考える事が出来ます。人をキズつけた覚えがなくても、実は気づかぬうちに人をキズつけてしまったり、嫌味にとられている事があるということ。そして、自分が悪くなくても理不尽な攻撃を受けてしまう事があるということ。これはもう防ぎようがないのかもしれない。生きていれば様々な人間と関わりながら生活していくわけで、まるで事故に遭ったかのような誹謗中傷に遭う事があります。そんな時は無理して人付き合いをせず、距離を置いて一人になってみるのもいいと思います。私のように時間が解決してくれる事もあります。

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